今回は４番手ドライバーです。

　３番手ドライバーの静岡のＭ氏が無事に帰ってきました。レースはちょうど折り返しで、後半戦となります。
今回は、４番手ドライバーとして運転することとなりました。
　ドライバー交代の間に、応急修理のアンダーガードをさらにきちんと固定します。ウィンドーウォッシャーの出が悪いので点検しますが、なんとか出るようなのでコースイン

　前回のレースでは、序盤のトラブルで上位入賞は難しい状態での交代でした。今回は上位での争いの真っ最中です。３時間目の結果はまだ出ていませんが、数周のうちに２位争いが、何台もいるはずです。ちょっとプレッシャーがかかる状況です。


　走りはじめてしばらくすると、ラップタイムがピットから出ました。よしよし、それほど悪くないぞ。クルマの調子は問題なしです。水温も異常なしです。

　そのうち、チームがーこのクルマに近づきました。が、簡単に追い越せる感じではありません。チームがーこのマシンは今シーズン２台目ですが、３バルブのミラはけっこう速くて、なかなか追い越しができません。後ろからは、ちらちらとゼッケン３番のGERONIMOが、バックミラーにみえてきました。


　なんとか前に出たいと様子をうかがいながら、左上りのヘヤピンを廻ったら、イン側に転倒車！

　ひょえー！

　無理にこんなところで停まったら追突されてしまいます。あわてて右側をすり抜けて、前にでてからチームがーこのマシンの後ろに停めてやります。すぐうしろのGERONIMOも無事にストップです。
　前にいたチームがーこのドライバーは、がーこぱぱでした。病み上がりなのに元気です。

　軽カー耐久では、転倒車があった場合は、ドライバーはクルマを停めて必ず救助に向かわなければいけません。そのまま停車せずに通り抜けていった場合は、ペナルティとなります。
　横倒しのクルマに近づいて、中へ声をかけると、ドライバーは大丈夫のようです。

あれぇー、AGOBACのＫさんじゃないですか！

　Ｋさんが無事にクルマから出てきたら、横倒しの状態のクルマをみんなで押してもとに戻します。フロントガラスが割れて交換が必要ですが、ボディのほうは大丈夫のようです。エンジンも無事にかかりました。ただし、今日のレースはリタイヤです。



　レスキューのお仕事が終わったので、レーサーのお仕事に戻ります。隊列を整えて、ペースカー、チームがーこの後ろを走っていきます。この転倒でうしろのクルマに一気につめられたかたちになるので、半周から一周は損をしたかたちになります。

　ピットにペースカーが入って、本部前でグリーンフラッグが振られて、レース再開です。
　転倒前は、ちらちら見えていたGEROMINOがすぐ後ろで、そのあとにエキスパートクラスのクルマが多数います。みてろよカアチャンの姿もあるようです。こちらもなんとか前に出たいのですが・・

　数周のあいだ、後ろを押さえながら前に出られずで走りましたが、後ろから右から左から攻められて、ついに前に出られました。しかも３台に　悔しい！
　それでも、そのあとに自己ベストのタイムが出ていたようです。その後はまずまずの調子でした。



　のこりわずかになって、ピットでオーバーヒートの修理から復帰した、ゲンシン郡山インター店のトゥディにせまられました。後ろからじわじわとせまられますが、なんとか押さえて、最後は自分がピットに入る前の周に追い越させました。
　うしろからクルマの動きを見ていると、リヤが落ち着かない感じです。ストレートでは、ホンダのエンジンはうらやましいなぁ～の一言です。


　予定通りにピットにはいって、５番手ドライバーの厚木のＳさんに交代、予定していたフロントのタイヤの交換と給油を行います。

　うえの２本が、交換したフロントタイヤです。チーム会計と地球にやさしいタイヤの使い方です。

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