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そろそろ1時間 [2009年第6戦]

 そろそろ1時間で、うちのヴィヴィオがピットに戻ろうとしていたときのことです。新コーナーの先で転倒車があったようです。うちのヴィヴィオはコース上で待機となってしまいました。

 転倒で赤旗中断になると、ピットの入り口と出口が閉鎖され、ピットへの出入りが出来なくなります。この場合は、ドライバーの連続1時間の規定は猶予されます。レース再開後にすみやかにピットインして交代すれば問題ありません。

 しかし、転倒の前にピットインしていれば、ピットでのロスタイムが最小ですんだのですが・・・。結果論ですが、ちょっと残念です。

 転倒したのは、ゼッケン38番 チーム A.I.T 転倒したがおきあがってしまって、自走でピットに戻ってきました。この場合でも、このレースはリタイヤとなってしまいます。

 レースが中断されたので、2コーナー先でとまっていた T.J.R.Tのマシンは5コーナーの安全な場所へ移動されました。
DSCF4234.JPG

 本部から見えるところで、修理続行です。
DSCF4237.JPG

 レースが再開されて、ピットに戻ってきたヴィヴィオですが、大変な問題が発生です。
 そこまでのドライバーの職人I氏によれば、レースの途中からパワステがきかなくなっているそうです。次のドライバーの静岡のM氏に交代して、パワステの点検を行います。

 パワステタンクを開けてみると、パワステオイルが入っていません。ヴィヴィオのパワステは、ポンプとタンクが一体になってエンジンの上に取り付けられていますが、そのまわりはパワステオイルだらけです。

 スペアのパワステオイルを補給してエンジンをかけると、パワステのポンプからオイルが噴き出しました。ポンプのパワステ配管のフレアナットが緩んでそこからオイルが漏れているようです。

 チーフメカニックSさんが、そのナットを締め付けようとしますが、タンクの下にあってレンチがうまく入りません。苦労してなんとか締め付けて、再度パワステオイルを補給します。今度はエンジンをかけてもオイルは出てきません。
DSCF4235.JPG

 かなりパワステオイルが漏れたようで、さらにオイルを補充します。とりあえずこの状態で走ってもらうことにします。静岡のM氏がピットを出て、レース復帰です。
 ラップタイムもまずまずで問題なく走れているようです。とりあえず今日は完走ねらいになりました。
DSCF4238.JPG

 オイルがない状態で走ったのに、パワステポンプが焼き付かなかったのはラッキーでした。パワステオイルのスペアが残り少ないのが気がかりです。他のチームは手持ちはないだろうからなあ。 
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コメント 2

職人

パワステを壊したのはおいらではありませんよ!
でも他のチームはよく重ステで走るなぁ・・・
by 職人 (2009-11-09 21:00) 

tetsuan

パワステに誰かサンの名前が付いたりして・・・ (^o^)

フレアナット締め付け用のSSTを作らないといけませんね。


by tetsuan (2009-11-11 01:40) 

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